こどものいばしょ 応援プロジェクトとは？

　食と居場所を通じて、子どもたちを地域で見守り・はぐくむ取り組みに注目が集まっています。しかし、その多くは地域のボランティアが運営しており継続的・安定的な実施に課題を抱えています。
　2021年10月、新潟日報社、BSN新潟放送、エフエムラジオ新潟の3社は、こどもたちの居場所の役割を担う子ども食堂の取り組みや意義を伝え、その運営を助成金でサポートする「こどものいばしょ応援プロジェクト」をはじめました。
　おかげさまで新潟県、新潟県社会福祉協議会、新潟市社会福祉協議会、新潟県フードバンク連絡協議会、にいがた子ども食堂研究会、新潟県こども食堂・居場所ネットワーク「にこねっと」など各団体からのご協力と、プロジェクトパートナー企業様のご協賛をいただき、新聞、テレビ、ラジオ、ウェブサイトで情報発信することで、子ども食堂への理解を広めています。
　また、情報発信を通じて、個人の方からもプロジェクトへ多くの募金を寄せていただき、プロジェクトパートナーからの協賛金の一部と合わせて年2回こども食堂への活動助成金に充てています。
　近年、物価高騰やニーズの増大に伴う人件費捻出などにより、多くの団体が運営費の確保に苦労しています。皆様からの厚いご支援により多くの団体へ助成金を届けたいと思っています。
　そこで、より多くの方から活動を支援していただけるように、従来からの銀行口座への振り込みに加えて、クレジットカード決済による寄付ができるようになりました。皆さまからの温かいご寄付をお待ちしています。

こどものいばしょ 応援プロジェクトの主な事業内容

• 募金と協賛金の一部を活用して子ども食堂へ運営費を助成しています。
• 子ども食堂の取り組みをメディアを通じて発信しています。

子ども食堂へ運営費助成

　プロジェクトに集まった募金はプロジェクトパートナーの協賛金の一部を合わせて子ども食堂へ助成金として支援しています（年2回）。
　助成先は、新潟県社会福祉協議会、新潟市社会福祉協議会、新潟県フードバンク連絡協議会、にいがた子ども食堂研究所など審査会を実施のうえ決定しています。
　2025年6月までに延べ198団体に対して合計約1,375万円を助成しており、各子ども食堂の運営に役立っています。

• 第1回助成 14団体 70万円
• 第2回助成 18団体 60万円
• 第3回助成 22団体 130万円
• 第4回助成 30団体 240万円
• 第5回助成 42団体 380万円
• 第6回助成 42団体 345万円
• 第7回助成 30団体 150万円

こども食堂の声

＜oh!gataみつばちの巣箱＞新潟市東区

　物価高騰の影響で、食材や日用品の購入が思うようにできず、季節ごとのイベント材料を購入する余裕がありませんでした。助成金のおかげで子どもたちもボランティアも喜ぶ活動ができました。

＜荻川子ども食堂＞新潟市秋葉区

　家族連れや年配の方の利用も増え、中高生のボランティアも活躍してくれて、地域の融和が進んでいます。コミュニティ協議会とも協働し、子どもたちの居場所や遊びの充実も図っています。助成金は物価高騰のなかで、食材や使い捨て食器の購入に役立っています。

メディア発信_新潟日報／ BSN新潟放送／FM-NIIGATA