9/29 疼痛リハビリテーション<仙台開催>
-基礎から臨床展開まで-
㊗講師を務める<田中 創>先生が「第6回日本運動器理学療法学会学術大会」にて、大会長賞を受賞されました!
「変形性膝関節症における理学療法の疼痛軽減効果の予測」
世界的「疼痛」の権威である<ロリマー・モズリー>氏によるセミナー「PAIN(痛み)」を2020年6月13日(土)~14日(日)に開催致します。
開催に先立ちまして、今回、日本の「疼痛」の臨床家・研究者として著名なお二人の先生に、より深く理解するための予習となる講義を各地でご解説いただきます。
本セミナーでは、モズリー氏の唱える多面的な「痛み」のメカニズムについての根幹を理解するため、「疼痛の一般的な内容と中枢神経系の変調に対する介入」及び「症例を診る上での流れや必要な知識」についてご解説いただきます。
※予習講義受講者は6月開催の「PAIN」セミナーを優待価格で先行予約ができます。
※「PAIN」の詳細は来年1月頃に開示予定です。
日 時:2019年9月29日(日) 10:00~16:00(開場9:30)
場 所:戦災復興記念館 第1会議室
仙台市青葉区大町2-12-1
(地下鉄「大町西公園」駅より徒歩6分)
定 員:50 名
受講料:8,640円(税込)
各地で開催決定!<福岡><広島><愛媛>
講師:西上 智彦(にしがみ ともひこ)先生
(県立広島大学 保健福祉学部 理学療法学科 教授)
【学歴】
2002年3月 広島県立保健福祉短期大学保健福祉学部理学療法学科 卒業
2008年3月 高知大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程 修了
2014年3月 愛知医科大学大学院医学研究科臨床医学系専攻博士課程 修了
【職歴】
2002年4月 医療法人永広会島田病院リハビリテーション科
2004年6月 高知大学医学部附属病院リハビリテーション部
2010年4月 甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科 准教授
2013年6月 大阪大学医学部附属病院疼痛医療センター 非常勤理学療法士 (現在に至る)
2015年4月 Sansom Institute for Health Research, University of South Australia Postdoctor(~2016年3月)
2019年9月 県立広島大学保健福祉学部理学療法学科 教授(現在に至る)
【学会活動】
日本ペインリハビリテーション学会 理事
日本運動器疼痛学会 評議委員
日本疼痛学会 評議委員
【社会活動】
認定NPO法人 いたみ医学研究情報センター 理事,からだ・運動器の痛み専門医療者審議委員
講師:田中 創(たなか そう)先生
(福岡整形外科病院 リハビリテーション科 主任)
【学歴】
1997年3月 宮崎県立高千穂高等学校 普通科 卒業
1999年3月 専修学校熊本YMCA学院 生涯スポーツ科 卒業
2003年3月 西日本リハビリテーション学院 理学療法学科 卒業
2018年3月 畿央大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻(修士課程)修了
2018年4月 愛知医科大学大学院 医学研究科 臨床医学系専攻(博士課程)入学
【職歴】
2003年4月 特定医療法人整肢会 副島整形外科病院 入職
2013年1月 学校法人国際学園 九州医療スポーツ専門学校 理学療法学科 専任教員 入職
2013年6月 学校法人国際学園 九州医療整形外科・内科 リハビリテーションクリニック 副院長就任
2019年4月 福岡整形外科病院 リハビリテーション科 入職(現在に至る)
【免許】
2003年4月 理学療法士 免許取得(第45155号)
2011年4月 専門理学療法士(運動器)認定(2017S-03-000186)
【学位】
2018年3月 健康科学修士(畿央大学)
【所属学会・研究会】
日本理学療法士協会,日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 (JOSKAS),日本臨床スポーツ医学会
日本運動器疼痛学会,日本ペインリハビリテーション学会,International Association for the Study of Pain (IASP)
体表解剖学研究会,身体運動学的アプローチ研究会
【社会活動等】
日本理学療法士協会(代議員)
日本健康スポーツ連盟(評議員)
日本セラピスト認定協会(理事)
日本ペインリハビリテーション学会(代議員)
【講義内容】
★第一講義:「疼痛リハビリテーションに必要な知識、評価」
講師:西上智彦<にしがみともひこ>
(広島県立大学 保健福祉学部 理学療法学科 教授)
これまでは,構造の変化や機能障害による結果として疼痛が生じると考え、治療プログラムを立案してきたと思います。慢性疼痛は器質的問題にその要因があると考える生物医学モデルではなく、不安、抑うつ、破局的思考、運動恐怖などの心理的要因や、労働状況、家族状況、経済状況などの社会的要因などが複雑に絡む生物心理社会モデルで捉えることが提唱されています。このような医学的に説明できない疼痛は慢性期だけでなく、急性期においても生じる可能性があります。例えば,観血的手術後に強い疼痛を訴え、結果的に慢性疼痛に移行した症例を経験したことがあるかもしれません.今回、まず、基本的な疼痛のメカニズムを概説します。次に、筋骨格系障害疼痛に必要な評価(スクリーニングツールや破局的思考、運動恐怖、身体知覚異常などの評価)を紹介します。最後に、治療アプローチ(術後疼痛に対する日記を用いたアプローチ、Cognitive Functional Therapy、破局的思考・運動恐怖・身体知覚異常などを有する筋骨格系障害に対する治療、慢性痛症例に対するペーシング)を症例を交えながら紹介します。最終的な目標として、評価から治療法を選択できることとしています。
★第二講義:「臨床での痛みの評価と治療-関節痛・腰痛を中心に-」
講師:田中 創<たなかそう>
(福岡整形外科病院 リハビリテーション科 主任)
運動器疾患における痛みの要因は、器質的因子から広義の神経科学的因子まで多岐に渡ります。そのため、近年では痛みそのものを治療するという概念に加え、痛みをトータルに“management”するという概念が重要であると指摘されています。その痛みのmanagementのためには、対象者が持つ痛みの性質をいくつかの特徴からClassification(分類)していくことが推奨されています。特に、非特異的腰痛におけるClassificationでは、痛みの性質だけでなく、機能的因子や精神心理社会的因子まで含めた多様な視点から様々な分類方法が提唱されています。しかし,関節痛に対するClassificationについては、痛みの性質自体の不明瞭さから、理学療法に応用するだけの充分な分類が提唱されているとは言い難い状況です。そこで、我々は自験例から理学療法初期評価時の関節痛(膝OA)を4つのサブタイプに分類しました。また、関節痛に対する理学療法の効果を予測するためのClinical Prediction Rules: CPRs(臨床予測ルール)を開発し、臨床応用しています。本研修会では、関節痛における分類やCPRsの詳細について解説し、臨床での活用法について紹介いたします。また、痛み(腰痛・関節痛)が運動適応や運動制御に及ぼす影響を解説し、それらに対する具体的な評価や治療について、実技やデモを通してご紹介いたします。
【概要】
■ 痛みの処理機構(近年の痛み領域のトピックス)
■ 非特異的腰痛のClassificationと評価・治療戦略
■ 関節痛(膝OA)のClassificationと評価・治療戦略
■ 関節痛に対する理学療法の効果を予測するためのCPRsの活用
■ 痛み(腰痛・関節痛)による運動適応と運動制御
■ 臨床における痛みの評価・治療戦略
<認定理学療法士制度ポイント認定講座について>
当セミナーは公益社団法人 日本理学療法士協会の認定理学療法士制度
ポイント認定講習会・研修会の認証セミナーです。
本セミナーは該当受講者様の申請により、5ポイントの履修ポイントが得られます。
認定領域:運動器
※協会へのポイント申請には、受講後にお渡しする「修了証書」が必要となります。
【お申し込み方法】
- ページ下部にある申込みフォームに必要事項を入力して送信してください。
- 自動返信の申込受付のメールが届きます。
- ご入金確認後、入金確認をメール送信します。
一度入金頂いた受講料のご返金は致しかねますのでご了承ください。 - 受講票は開催日の一週間前を目安にメールでお送りします。当日会場受付で ご提示ください。
【 ご注意事項 】
※一度お支払いいただいた受講料のご返金は致しかねますのでご了承ください。
※ご利用のセキュリティソフトやメールソフトに、迷惑メール防止機能が付いている
場合や、携帯電話・スマートフォンでメールを受信する場合、迷惑メールフォルダや
ゴミ箱に自動振り分けされたり、削除される可能性があります。
あらかじめ下記のドメインを受信可能なドメインとして設定の上お申し込みください。
japanlaim.co.jp / send@event-form.jp
尚、ご登録いただいたメールアドレスには、ジャパンライムからのご案内をさせていただきます。
定員 | 受付期間外 |
---|---|
申込期間 | 2019/9/26(木) 14:00 まで |
開催日時 |
|
料金 | 8,640円(税込) |
開催地 |
宮城県仙台市青葉区大町2-12-1 GoogleMapで見る |
主催情報
主催者 | ジャパンライム 株式会社 |
---|---|
問い合わせ | ジャパンライム 株式会社へ問い合わせする |