災害伝承”語り継ぎ”探究サロン スペシャル in 原子力災害伝承館 「福島で語る、阪神・淡路大震災」

「災害伝承”語り継ぎ”探究サロン 」は、兵庫県の災害伝承ミュージアム「人と防災未来センター」がシリーズで行っている、災害の語り継ぎに関する勉強会の機会です。このテーマに関心のある一般の方から、伝承に携わる当事者まで、広くご参加いただきつつ、全国での災害の語り継ぎについて、「語り」(語り部活動の実践)等の実例を披露し合い、またその実践における課題を共有するなどを通じ、学びを深めています。またこの取り組みはオンラインで全国の方と繋がり、異なる災害の被災地間での情報共有・交流の場としています。
今回は、福島県の災害伝承ミュージアム「東日本大震災・原子力災害伝承館」で開催する、阪神・淡路大震災を伝えるパネル展に合わせ、こちらを会場とするスペシャル版として行います。
福島の地で、1995年に起きた阪神・淡路大震災について知っていただく機会とし、また、阪神・淡路大震災の語り部活動を通して、福島における語り継ぎについても考察を深めていただく機会とします。
  
〇第1部 13:30-14:30 阪神・淡路大震災について:米山未来さんの語り
淡路島出身。阪神・淡路大震災の時、生後2ヶ月だった米山さん。大人になってから、自らが語り部となることを決意し、今、その方法を模索しながら活動中です。そんな米山さんのお話しに耳を傾けてみてください。
語り部:米山未来さん(阪神・淡路大震災 語り部)
 
〇第2部 15:00-15:45 福島と兵庫、語り部交流トーク:米山さんと伝承館の語り部
1995阪神・淡路大震災と、2011東日本大震災(原子力災害)。それぞれに震災伝承のために活動する語り部の姿があります。双方の語り部が交流し、他の災害、他者の事例に学びながら、これからの伝承活動において大切なことは何であるか、考察を深めます。
交流トークゲスト:東日本大震災・原子力災害伝承館で活動する語り部 遠藤美来さん・横山和佳奈さん
 
進 行:平林英二(人と防災未来センター企画ディレクター)

会 場：伝承館研修室

※後日、当イベントの録画映像をYouTubeにて期間限定で配信いたしますので、当日に会場にお越しいただけない方もご覧いただけます。