難病の人の障害年金請求に強い社労士になろう!集中講義
難病患者の障害年金支援に開業以来、力を注いでいる中曽根あきらさんが、難病での障害年金請求手続きの意義、やりがい、ポイントを伝授します
【どんな集中講義か】
在宅の障がいのある人や難病患者を対象にした厚労省の「令和4年生活のしづらさなどに関する調査」によると、難病患者の方は、身体障害者手帳をお持ちの障害者の方と比べて、「所得なし」という方が7.4ポイントも高く、年金等の受給率は11.2ポイントも低くなっています。 難病患者の経済的支援において、障害年金の受給は重要な柱となる制度です。
しかし、難病で障害年金が請求できることを知らない支援者や医療従事者は多く、また、難病患者の病気の特性や日常生活での困りごとを書類でうまく伝えられない、現状の認定基準が難病の特性に十分対応することができていないことなどから、障害年金制度に繋がっていない方、手続きを躊躇している方が残念ながら大勢いらっしゃいます。
難病は、「症状が一定しない」、「緩徐に進行する」など請求するタイミングが難しく、診断書等に症状や日常生活の困りごとをどのように表現するのが良いのか正解がありません。障害年金の認定審査は書類のみで行われるため、その記載内容によって受給の可否が左右されてしまう可能性があります。そのため、難病患者の障害年金手続きには、特有の難しさがあります。
集中講義は、豊富な支援実績を持つ中曽根あきらさんが、神経難病から膠原病、その他の難病まで、その難病の特性を障害認定基準で読み解き、受給事例をもとに、難病特有の支援の難しさを共有して受給に近づけるためのポイントを解説します。
また、難病患者の障害年金受給支援においては、より緊密な医療や福祉の支援者との連携が欠かせません。 医療機関や福祉施設との効果的な連携方法や協力体制の構築方法についても詳しく解説します。
この講義を受講することで、難病患者の障害年金支援に自信が生まれ、障害年金請求手続きに幅が生まれ、実践的な知識が習得できます。経済的な支援を通じて、治療と生活の両立と改善、仕事や社会参加の継続など難病患者の未来を支える力を磨きませんか。
【集中講義の概要】
◎開講日:6月28日(土)9:50~16:40
◎講師:中曽根あきらさん
【経歴】東京理科大学理学部数学科卒業後、信託銀行にてアクチュアリー業務を経験。「お客様を笑顔にしたい」とレストランや輸入食材店を経営後、平成23年より障害年金専門の中曽根あきら社会保険労務士事務所を開業。平成30年に社会福祉士資格を取得し福祉系社労士を目指す。信条は「請求手続きだけでは終わらない社労士」 。
開業間もない頃に手続きした「多発性硬化症」の方の請求手続きをきっかけに、難病での障害年金請求には社労士の関わりが欠かせないことを実感。医療従事者や福祉関係者への積極的な働きかけを行ってきた。難病相談支援センターの障害年金助言者として活動。患者会での講演等も精力的に行い難病患者の障害年金請求手続き支援、周知活動に力を注いでいる。
♪中曽根さんからのメッセージ♪
みなさま、こんにちは。中曽根あきらです。いつも障害年金業務研修会の講座にご参加いただきありがとうございます。今回、難病での障害年金請求について話をしてみないかとお声がけをいただきました。障害認定基準では難病も認定対象とされており、とても素晴らしい障害年金制度のはずですが、受給にはいくつもの壁があるのが現状です。当然に受給していておかしくない方が障害年金に繋がっていない事例を数多く見てきました。しかし、社労士が関わり、少し伝え方を工夫することで一変し、受給に繋がった事例もいくつも見てきました。
講義では、難病患者の現状や請求手続きに必要となる知識を確認し、実際に受給に繋がった様々な難病6事例を皆さんと共有します。難病というと手間がかかるから大変だ、難しいと敬遠しがちの方もいるかもしれません。しかし、難病だからこそ社労士の出番ではないでしょうか。難病の事例を通して学ぶことで、幅広い視点で障害年金手続き全体を考えられるようになります。難病の請求事例から、障害年金請求業務のやりがいや楽しさもお伝えします。みなさまが難病での障害年金請求に積極的に関わって下さることを願いお話しします。
◎教材:オリジナルレジュメ
◎会場:東京・連合会館502会議室
◎募集定員:
①当日は会場参加のみ23人
会場での臨場感を大切にしたいため、同時配信はありません。
②後日動画視聴は定員なし
◎参加費(税込み):15,000円
◎時間割:
9:00~ 9:50 受付
9:50~10:00 オープニング
10:00~10:50 1時限目 難病患者の現状を知る
11:00~11:50 2時限目 協働支援の重要性を知る
11:50~13:00 昼食休憩
13:00~13:50 3時限目 支援事例1(神経難病)
14:00~14:50 4時限目 支援事例2(膠原病)
15:00~15:50 5時限目 支援事例3(その他の難病)
16:00~16:30 質疑応答・意見交換
16:30~16:40 エンディング
※終了後に、懇親会を開きます。
申込期間 | 2025/6/21(土) 23:59 まで |
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開催日時 |
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料金 | 当日参加・後日動画視聴 15,000円 |
開催地 |
主催情報
主催者 | 障害年金業務研修会 |
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お問い合わせ | 事務局責任者 村崎 直人へ問い合わせする |
懇親会
料金 | 5,000円 |
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集中講義の終了後、懇親会を開きます。
参加費(税込み)は1人5,000円です。
お申し込み後は、キャンセルされても、返金はいたしません。
ご了承ください。